かんたんでも 可愛すぎない 大人折り紙
「折り紙」って、
・子どもの遊びという印象と
・とても難しいアート作品という印象
この二つを抱いている方が多いと思います。
特に、昨今では、一枚で複雑でリアルな造形を折る
そんな折り紙が流行していてテレビ等でも取り上げられています。
でも、そんな難しいことは考えず
子ども遊びといわれるような折り紙でも
オシャレに折る秘訣を今日はお伝えします。
<目 次>
1:なぜ、子どもっぽく仕上がってしまうの?
2:どんな、紙を選べばいい?
3:何を折るといい?
【なぜ、子どもっぽく仕上がってしまうの?】
例えば、折り鶴を折ったとしましょう。


どちらが、大人っぽく仕上がっていると思いますか?
置く場所によっても変わってきますが、
千代紙で折った方が、大人っぽくオシャレに仕上がります。
また、下の写真の〇の部分を見てください。

残念ながら、ちょっとふっくらしてしまっています。
そして、頭がちまっとしてしまっています。
これはこれで、かわいいのですが
大人かわいいを目指すのであれば
少し工夫が必要です。
折り紙には、それぞれポイントがあって
日本人なら誰でも知っている
世界でもよく知られた「折り鶴」であっても
ちょっとしたポイントを知っているか知らないかで
仕上がりがグッと変わってきます。
キーワードは「紙の厚さ」です。
このポイントについては長くなるので
また、別の機会にお伝えしますね。
【どんな紙を選べばいい?】
先程、千代紙の折り鶴の方が大人っぽいとお伝えしたように
折り紙=子供っぽい と感じている方は
紙のセレクトを変えてみると、ぐっと印象が変わります。
1:和紙を使用する
2:お洒落な包装紙を使用する
3:英字新聞を使用する
4:グレイッシュカラーの紙を使用する
この4つのどれかを使用すると
大人っぽくて可愛すぎない折り紙を折ることができます。
和紙は、あたたかみ溢れる雰囲気のある作品になります。
自分好みの洒落な包装紙で折った折り紙は
自分の好きが溢れる作品になります。
英字新聞は、ちょっとあるだけでもオシャレに見えますが
それで、折った作品はまた一味違います。
グレイッシュカラーの折り紙は、
最近、100均でも手に入るようになりました。
お皿の上にグレイッシュカラーの折り鶴を置くだけでも
オシャレなおもてなしになるとおもいませんか?
子供の頃に折ったことのある、伝承の折り紙であっても
紙を選んで、飾り方を工夫することで、大人感も、高級感も表現できます。


【何を折るといい?】
もちろん、伝承の折り紙も、紙を選ぶことで
大人っぽい作品になります。
でも、それだとちょっと物足りない
ただ、難しい作品は… という方には
折り手順の少ない季節の飾りの折り紙がお勧めです。
「花のくす玉」は、伝承のくす玉の折り紙を継承し
基本的な折り方を覚え、重ねることで完成するお花の折り紙作品です。
くす玉にしなくても、くす玉のパーツ一つで飾ることもできます。
しかも、季節に合わせたお花がたくさんあります。
折り紙初心者の大人の女性にお勧めの作品です。



実際、赤羽教室では「折り方がある程度まで同じなので覚えやすい」
「きれいな花になってうれしい」といったお声を頂いています。
「花のくす玉」は久保満里子先生が発案した作品で
本もたくさん出ているので、取り組みやすい作品です。
※「花のくす玉」は指導資格認定がありますので、教室に通う際は
資格者から学ばれることをお勧めします。
【まとめ】
折り紙は子供っぽいと思っている方は、
ぜひ、紙を選ぶことを心掛けてみてください。
それだけで、ぐっと大人かわいい作品に仕上がります。